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経営事項審査（経審）

　経営事項審査（以降「経審」という）とは、公共工事への入札参加を希望する建設業者が自社の経営状況や経営規模などについて、客観的な評価を受けるための審査のことです。

　公共工事の入札に参加しようとする建設業者は、経審を受けることが義務づけられています。

　経審を受けた建設業者には評価点が与えられ、公共工事の発注者である官公庁はこの評価点を基準にして、建設業者のランク付けを行います。

　ランクに応じて入札に参加できる公共工事の価格の範囲が決まりますので、経審を受ける際には自社の評価点をしっかりと把握しておくことが必要です。

　また、経審には制度上、様々な加点項目が用意されていることから、組み合わせにより評価点が変わってきます。

　弊所では利用できる加点項目のご説明や事前のシミュレーションにより、お客様に最適な形で経審を受けていただくよう、ご提案させていただきます。

　また、入札に欠かせない経審ですが、その有効期限は1年7ヵ月となっています。

　経審の手続きが遅れ、有効期限が切れてしまうと入札に参加することができず、また落札した工事であっても契約を締結することができなくなります。

　このため、経審の空白期間をつくらないために、しっかりとしたスケジュール管理のもとに申請手続きを進めていくことが必要です。

　弊所では公共工事の入札に至る一連の手続きを把握し、適切な時期に申請が行われるようスケジュール管理をサポートいたします。